奈良市 高低差のあるファサードを立体的に演出。ドラマチックな夜景がラグジュアリーなオープン外構
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広い敷地を活かし、ファサードにゆったりとした駐車場とカーポート、そして幅広でゆったりとしたフローティング階段を設け、目を引く立体的なエントランスに。
照明もデザインして適所に配置し、ドラマチックな夜景も演出。昼も夜も美しい、スタイリッシュなエクステリアとなりました。
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ジューンベリーなどの四季ごとに花や実を楽しめる柔らかな印象の木々をメインに、自然風にアレンジしています。
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門柱前のジューンベリーの足元にはカラーリーフの低木やスゲ、シランなどを寄せてホッとする山野の風景を再現。
大ぶりの門柱の裏側には自転車用のスペースを確保し、景観を損なうことなく機能性を高め、同時に日常の動線もスムーズになる工夫をしました。
敷地間口からアプローチにかけては、ナチュラルな大判のペイブメントで豪華に仕上げ、統一感を出しました。
階段の蹴上げを浮かせたアプローチは、光と影が生み出す効果によって立体感を高め、影が作るコントラストはリズムを感じさせます。
階段はクランクにすることで蹴上を低くし、安全に昇降できるようにしました。また、踊り場を設けることでステージのような光景を作り出し、より上質で印象的なエントランスを形づくっています。
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ダウンライトを仕込んだカーポートの屋根裏からは、天井面に沿ってやわらかな光が降り注ぎ、駐車スペース全体を上質で柔らかな光で包み込みます。
ステップ下部の蹴上部分に設置した間接照明がアプローチを浮かび上がらせ、近未来的な印象を演出します。
門柱周りのライティングは植栽をライトアップして光と陰で門柱に絵を描き、全体の光と影は互いに呼応して、空間に奥行きと立体感を生み出しています。
車を降りた瞬間から、まるでホテルのエントランスに足を踏み入れたような高揚感を感じるファサード。
何気ない暮らしの一コマが上質な体験に変わる、そんなファサード・エクステリアが完成しました。